自白排除法則の研究

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自白排除法則の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535524699
  • NDC分類 327.62
  • Cコード C3032

出版社内容情報

取調べによって被疑者から得られた自白を証拠能力につき、学説、実務、アメリカ法の深い研究に基づき、憲法の精神に合致する自白排除法則の構築を試みる。

内容説明

憲法の理想に合致し、違法収集自白と不任意自白を的確に排除することを可能とする、あるべき自白排除法則を解釈論として提示する。

目次

序章 問題の所在(日本の刑事手続における自白の地位―理想と現実;従来の学説・判例の問題点;学説・判例の新たな展開;本書の課題(目的))
第1章 アメリカの自白排除法則(不任意自白の排除法則―自白法則;違法収集自白の排除法則)
第2章 ミランダ・ルールとその課題(自白法則の新展開―ミランダ判決とミランダ・ルール;ミランダ判決以降の判例の展開―ミランダ・ルールの「弱体化」と「強化」;ミランダ・ルールの憲法上の地位―ディカーソン判決;ミランダ・ルールの課題;小括)
第3章 日本の自白排除法則(学説にみる自白排除法則;判例にみる自白排除法則;小括)
第4章 自白排除法則の再構成(競合説の意義と可能性;違法収集証拠排除法則の再構成;自白法則の再構成;小括)

著者等紹介

関口和徳[セキグチカズノリ]
1979年群馬県に生まれる。2003年白鴎大学法学部卒業。2005年北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。2008年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。同年北海道大学大学院法学研究科助教。2009年愛媛大学法文学部専任講師。2012年愛媛大学法文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Praesumptio cedit veritati

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刑事訴訟法上の自白法則の研究書。自白を違法を理由に排除する場合の基準は、重大違法に限定せず、かつ相対的な証拠排除ではなく違法性を基準として排除することを主張している。また、自白法則を人権擁護説(黙秘権保障)に一元化し、ミランダルールのような自己負罪拒否特権侵害の予防ルールとして位置づけて、任意性否定の範囲を拡張し、虚偽排除的な事例もこのルールの射程内に収めて証拠排除することを主張する(理由は、浜田寿美男氏の心理学的研究やアメリカ法の理解に求められている)。在宅事件の自白の排除はどうなるのか等が気になる。2021/06/08

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