出版社内容情報
刑事訴訟法の試験で頻出し、学習のなかでの最難関の一つといえる伝聞法則を、刑訴法理論と実務研究の第一人者が解説する決定版。
内容説明
豊富な例題で、刑事訴訟法の難関、伝聞法則を確かに理解するための本。
目次
伝聞法則を学ぶ意味
伝聞証拠とは何か
伝聞証拠禁止原則の意味
伝聞・非伝聞の区別
伝聞例外の体系
伝聞例外としての検面調書
検証調書の伝聞例外
実況見分調書と立会人の指示説明
被告人の公判外供述
業務上書面・伝聞供述・再伝聞
当事者の意思による伝聞例外
共同被告人と伝聞法則
供述の証明力を争うための証拠
著者等紹介
後藤昭[ゴトウアキラ]
一橋大学・青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうきち
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二度読みしながら読んだ。じゃないとわからんわ。2022/10/19
こうきち
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やっと読んだ。20年8月に買ってから、約2年か。難しい本は気安く買うもんじゃない。2022/10/19
かいのすけ
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伝聞法則の各問題について、刑訴法の他の部分との位置づけ、理論的な解釈、実務の扱い、その扱いの固まり方の度合い(下級審裁判例がどの程度一致しているか)について落とさず書いており、また豊富な例題によって混乱しがちな部分にも対応がなされているので、ぜひお勧めしたい書籍。 今後どうなるかはわからないが、司法試験刑訴の第2問に伝聞法則が出題される頻度の高さに鑑みると、司法試験受験生は必ず読んでおくべき。 一つ問題があるとすれば、誤字があまりに多すぎること。2019/08/15
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