出版社内容情報
6名の死者を出した列車暴走事件から70年。被告人うち竹内景助だけが有罪・死刑宣告を受けた。いま再審で竹内の無罪を証明する。
内容説明
2019年7月31日、東京高裁は再審請求を棄却したが、それでも竹内景助の無実は揺るがせない!!―決定に抗して、無実を勝ち取るために。
目次
第1章 事件発生と当時の社会情勢
第2章 新聞報道に現れた捜査の動き
第3章 法廷内外での熾烈な闘いと竹内の孤立
第4章 竹内の人柄・生い立ちと日常生活
第5章 竹内の“自白”とその信用性
第6章 一審裁判所の判断とその問題点
第7章 高裁・最高裁の判断とその問題点
第8章 確定判決の不合理性と再審に向けた闘い
著者等紹介
高見澤昭治[タカミザワショウジ]
弁護士/東京クローバー法律事務所。1942年東京で生まれ、信州で育つ。早稲田大学法学部大学院修士課程修了。日本評論社に入社し、法学セミナーの編集などを担当。1972年司法試験に合格。国や自治体、病院などを相手にした事件、銀行などの金融機関を被告に、多数の弁護士と弁護団を組んで困難な事件に取り組む。日本評論社に在籍中、『別冊法学セミナー 基本法コンメンタール』を発案し、発行に携わる。なお、団体活動としては青年法律家協会弁護士学者合同部会、日本民主法律家協会の役員を歴任。映画「日独裁判官物語」の制作に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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