出版社内容情報
労働法における基本概念である「労働契約」について、近時の世界的変容を視野に置き、日英米の比較法を用いて探究する力作。
目次
序章
第1章 わが国における労働契約と労働者概念(労働契約と労働者概念;労働者概念に関するわが国の裁判例 ほか)
第2章 イギリスにおける雇用契約概念の形成と展開(イギリスにおける雇用契約の形成;雇用契約と労働法の適用対象の構造 ほか)
第3章 アメリカにおける被用者概念の形成と展開(被用者概念の歴史的形成;アメリカにおける「被用者」概念 ほか)
第4章 雇用関係の構造(シェアリング・エコノミーと雇用関係;イギリスの学説と改革案 ほか)
第5章 総合的理解の試み(英米における雇用契約の構造分析;労働契約の基礎と法構造)
著者等紹介
國武英生[クニタケヒデオ]
1975年新潟県新潟市に生まれる。1999年北海道大学法学部卒業。2007年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。北九州市立大学法学部法律学科講師、同准教授。小樽商科大学商学部企業法学科准教授を経て、小樽商科大学商学部企業法学科教授、博士(法学)、北海道労働委員会公益委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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