出版社内容情報
アメリカ憲法の典型的論点を取り上げ、具体的事件、判例を通して、アメリカの法的・政治的制度のあり方を、その背景から解説する。
内容説明
アメリカの現代的課題の解決に憲法はいかに活かされているのか。憲法はアメリカ社会で、どのように共通価値となっていったのか、歴史的背景も踏まえた解説から、社会における憲法の存在意義を明らかにする。
目次
アメリカ合衆国憲法の生成と理念
憲法の改正手続き
武器を保有し携帯する権利
残酷な刑罰と死刑問題
アメリカ大統領の権限
アメリカ連邦議会権限
違憲審査権(Judicial Review)
憲法訴訟論
人種差別と法的規制
合衆国憲法第一四修正の平等条項の展開
アファーマティヴ・アクションと逆差別
第一四修正(適性手続条項)とステイト・アクション
著者等紹介
丸田隆[マルタタカシ]
1949年和歌山県生まれ。関西学院大学法学部、同法学研究科修了、ミシガン・ロースクール大学院修了(LL.M.)。法学博士。弁護士(兵庫県弁護士会)。ミシガン・ロースクール客員教授、英国サセックス大学刑事法センター客員教授、ハワイ大学ロースクール客員教授、ハーバード・ロースクール客員研究員、コロンビア・ロースクール客員研究員、ニューヨーク・デイ・ピットニー法律事務所客員弁護士、甲南大学法学部教授、関西学院大学法学部教授、関西学院大学法科大学院(ロースクール)教授を経て、ニューヨーク大(NYU)ロースクール兼担教授。専門は英米法(アメリカ法、比較裁判制度、陪審制度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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