出版社内容情報
地方自治法に定められた直接請求制度である「条例の制定改廃請求」。その現状と課題を住民参加論の観点から考察する。
目次
第1章 条例の制定改廃請求のフレームワーク(制度の概要;地方自治体の住民参加制度の中の条例の制定改廃請求 ほか)
第2章 条例の制定改廃請求の実証的分析(調査の前提;調査結果と若干の分析―一九九九(平成一一)年四月から二〇一六(平成二八)年三月)
第3章 条例の制定改廃請求の制度的変遷―導入から現在(二〇一八年三月)まで(空白の制度史;直接請求制度の導入 ほか)
第4章 制度上の制約要因の検討(主な制約要因(=欠陥)
要因1 請求事項に関する制約 ほか)
終章 制度改革のための手掛かり(常設型住民投票条例との接合;現行制度に住民投票を取り入れる―実現可能性の観点から構想する ほか)
著者等紹介
賀来健輔[カクケンスケ]
1964年、福岡県福岡市生まれ。日本大学法学部政治経済学科卒業。国営公園勤務を経て、1995年、日本大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻単位取得退学。同年、岩手大学講師採用。以後助教授、茨城大学助(准)教授、教授。2017年より日本大学法学部教授。専攻は行政学、地方自治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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