出版社内容情報
学生が民法学を学ぶ上で重要なテーマ、学習上苦労するテーマを24選び、条文・条文解釈・判例を整理して理解し総合的な力を養う。
目次
権利外観法理の「効用」と「副作用」・その1
権利外観法理の「効用」と「副作用」・その2
権利外観法理と対抗問題―94条2項類推適用と177条
相対的構成と絶対的構成
背信的悪意者排除と悪意者排除
担保における取引安全・その1―抵当権侵害(抵当不動産の付加物の処分)と第三者
担保における取引安全・その2―譲渡担保における目的物の処分
「動機」の評価・その1―動機(法律行為の基礎事情)の錯誤と担保責任(契約不適合)
「動機」の評価・その2―代理権の濫用・動機の不法
取引的不法行為
物上代位・その1―差押え要件の意義・第三者との関係
物上代位・その2―物上代位と相殺との優劣〔ほか〕
著者等紹介
武川幸嗣[ムカワコウジ]
1966年東京都生まれ。1989年慶應義塾大学法学部卒業。1994年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。横浜市立大学商学部助教授、青山学院大学法学部助教授を経て、2003年慶應義塾大学法学部助教授。2006年同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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