「国家と法」の主要問題

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「国家と法」の主要問題

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535522824
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

憲法施行から70年を迎え大きく変動する時代にあって、憲法学の主要問題は何か。ぶれない理論の力を支える基礎理論研究の成果。

■第 I 部 主権論の継承と展開



第1章 八月革命・七〇年後――宮澤俊義の8・15

    ……石川健治

第2章 明治憲法学説史の一断面――穂積八束「憲法制定権ノ所在ヲ論ズ」を読む

    ……西村裕一

第3章 フランス憲法史と日本――革命200年・戦後70年の「読み直し」

    ……辻村みよ子

第4章 主権のヌキ身の常駐について――Of sovereignty, standing and denuded

    ……長谷部恭男

第5章 憲法制定権力論の神学と哲学

    ……福島涼史

第6章 ドイツにおけるケルゼン「再発見」と国法学の「変動」の兆し

    ……高田 篤

第7章 多元主義法理論の共時性と通時性――サンティ・ロマーノの「制度」概念と憲法秩序の変動

    ……江原勝行



■第 II 部 平和主義の思想と「実行」



第8章 「不断の努力」と憲法

    ……蟻川恒正

第9章 平和と秘密――『永遠平和のために』の秘密条項について

    ……小島慎司

第10章 9条と司法権――parens patriae訴訟を参考に

    ……青井未帆



■第 III 部 人権をめぐる個人と国家



第11章 憲法学における「自律した個人」像をめぐる一考察

    ……佐々木くみ

第12章 立ち竦む「闘う共和国」――テロリズム攻撃に直面するフランスにおける表現の自由

    ……山元 一

第13章 「自己統治」の原意と現意――パブリック・フォーラムの条件

    ……松田 浩

第14章 「隔離」される集会、デモ行進と試される表現の自由

    ……阪口正二郎

第15章 「法解釈の技術」と「文化現象の真実」――猥褻表現規制と弁護士・大野正男

    ……駒村圭吾

第16章 聖獣物語─―中性国家のわいせつ性に関する憲法哲学的断章

    ……金井光生

第17章 21世紀の財産権と民主主義――富の集中の憲法的意義とその統制について

    ……木下昌彦

第18章 多層的人権保障システムのresilience――「自国第一主義」台頭の中で

    ……江島晶子



■第 IV 部 統治機構論の主要問題



第19章 選挙と代表・正統性――フランスにおける政治法の一側面

    ……只野雅人

第20章 Popular Originalismは可能か?――ティーパーティ運動が突きつける難題

    ……大河内美紀

第21章 「裁判官の良心」と裁判官――憲法理論的考察に向けて

    ……愛敬浩二

第22章 ケルゼンを使って「憲法適合的解釈は憲法違反である」といえるのか

    ……毛利 透

第23章 憲法判例変更のパラドックス

    ……大林啓吾

第24章 「貨幣国家」と憲法――財政作用の再検討にむけた予備的・準備的考察の一環として

    ……片桐直人



■第 V 部 資料――企画趣旨

    連載開始にあたって(再録)

    ……辻村みよ子・長谷部恭男・石川健治・愛敬浩二





あとがき



辻村みよ子[ツジムラ ミヨコ]
編集

長谷部恭男[ハセベヤ ヤスオ]
編集

石川健治[イシカワ ケンジ]
編集

愛敬浩二[アイキョウ コウジ]
編集

内容説明

憲法学の主要問題に向き合う。憲法変動に対峙するためにこそ求められる理論の力。激動の予感のなか、24名の研究者が理論研究に新たな視座を示す。「法律時報」連載企画を単行本化。

目次

第1部 主権論の継承と展開(八月革命・七〇年後―宮沢俊義の8・15;明治憲法学説史の一断面―穂積八束「憲法制定権ノ所在ヲ論ズ」を読む ほか)
第2部 平和主義の思想と「実行」(「不断の努力」と憲法;平和と秘密―『永遠平和のために』の秘密条項について ほか)
第3部 人権をめぐる個人と国家(憲法学における「自律した個人」像をめぐる一考察;立ち竦む「闘う共和国」―テロリズム攻撃に直面するフランスにおける表現の自由 ほか)
第4部 統治機構論の主要問題(選挙と代表・正統性―フランスにおける政治法の一側面;Popular Originalismは可能か?―ティーパーティ運動が突きつける難題 ほか)
第5部 資料―企画趣旨(座談会 連載開始にあたって(再録))

著者等紹介

辻村みよ子[ツジムラミヨコ]
明治大学教授

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
早稲田大学教授

石川健治[イシカワケンジ]
東京大学教授

愛敬浩二[アイキョウコウジ]
名古屋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mkn 14th

1
憲法の理論について、比較法的分析、神学的分析、哲学的分析など様々な手法を用いて精緻化されており、読み応えがあった。とりわけ、表現の自由について法学と文学について語っている章と裁判官の良心の章、そしてケイパビリティの章が印象的であった。2018/06/27

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