出版社内容情報
数多くある財産犯の相互関係を理解し、具体的な事例で何罪が成立するのか判断できるようになるためのトレーニングができる本。
高橋則夫[タカハシ ノリオ]
早稲田大学教授
田山聡美[タヤマ サトミ]
早稲田大学教授
杉本一敏[スギモト カズトシ]
早稲田大学教授
内田幸隆[ウチダ ユキタカ]
明治大学教授
内容説明
財産犯が複数成立し得るような事例問題をどのように処理すべきかがわかるようになる!「基本ツールのチェック」「規範と事実のブリッジ」「事実を処理するメソッド」3つの視点から解説。
目次
第1部 基礎編(私のポジェットはどこ?―窃盗罪vs.占有離脱物横領罪;裏切られた店主―窃盗罪vs.委託物横領罪;ボクが盗んだ理由―窃盗vs.毀棄隠匿;沈黙の1万円札―窃盗罪vs.詐欺罪;俺の凶器は、お前の恐怖心だ―強盗vs.恐喝、強盗vs.窃盗1;反抗抑圧の「上書き更新」―強盗vs.窃盗2;必殺集金人-お金頂戴します―詐欺vs.横領、詐欺vs.恐喝;裏切りの代償―背任vs.横領;嘘つきは裏切りの始まり―背任vs.詐欺;盗んで、壊して、その手を上に―先行犯罪vs.後後犯罪1;1+1=1の仕組み―先行犯罪vs.後行犯罪2;すべてが1になる?―一罪vs.数罪)
第2部 応用編(タテの糸編;ヨコの糸編)
著者等紹介
高橋則夫[タカハシノリオ]
早稲田大学法学部教授。法学博士(早稲田大学)。『刑法各論(第2版)』(成文堂、2014年)など
田山聡美[タヤマサトミ]
早稲田大学法学部教授。「詐欺罪における財産的損害」『曽根威彦先生田口守一先生古希祝賀論文集(下巻)』(成文堂、2014年)など
内田幸隆[ウチダユキタカ]
明治大学法学部教授。「窃盗罪における窃取行為について」『曽根威彦先生田口守一先生古希祝賀論文集(下巻)』(成文堂、2014年)など
杉本一敏[スギモトカズトシ]
早稲田大学大学院法務研究科教授。「『帰属を阻害する犯罪』の体系と解釈(1)(2)―自由に対する罪について―」愛知学院大学論叢法学研究48巻1号、50巻1号(2007,2009年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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