社会保険労務士のための要件事実入門

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社会保険労務士のための要件事実入門

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  • サイズ A5判/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535522381
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

社労士が労働・社会保障や個別の労働関係紛争で、裁判の補佐人として活躍するために必要な要件事実の基本を、事例に則して解説。

第1部 なぜ、社労士に「要件事実」が必要か

1 補佐人制度時代の社会保険労務士が身に付けるべき法的知識
2「要件事実」とは何か
3 民事トラブルと裁判
4 要件事実の主張・立証
5 原告・被告の攻撃防御の場としての裁判

第2部 要件事実

□1 要件事実入門
1 要件事実とは何か
2 法律の構造はどうなっているのか
3 なぜ法律は要件・効果の構造をとっているのか
4 法律による民事紛争解決手続の流れ
5 なぜ判例で事件は処理されるのか

□2 民事訴訟手続と要件事実
1 民事訴訟手続と要件事実
2 紛争解決の類型
3 法律効果の発生の構造
4 法律要件
5 民事訴訟の流れにおける権利の判断要素

□3 民事訴訟の審理における三つのレベル
1 請求レベル、主張レベル、立証レベル
2 請求レベルと処分権主義
3 主張レベルと弁論主義の第1テーゼ
4 立証レベルと自由心証主義

□4 処分権主義
1 処分権主義の意義
2 処分権主義の内容
3 処分権主義の限界

□5 弁論主義
1 弁論主義とは
2 弁論主義の内容
3 主張責任と立証責任
4 弁論主義と要件事実
5 職権進行主義

□6 権利の変動と法律効果
1 法律効果の分類
2 証明責任
3 「法的判断」と「法律効果」の組み合わせ

第3部 民事訴訟手続の概要

1 時間的な流れ
(1) 訴状の提出
(2) 訴状の審査等
(3) 訴状の送達・呼出し
(4) 口頭弁論
(5) 証拠の種類
(6) 口頭弁論の終結
(7) 判決の送達
2 訴状・準備書面・陳述書の関係
(1) 準備書面
(2) 陳述書
(3) 訴状・準備書面・陳述書三者の関係
3 要件事実のブロックダイヤグラム
4 具体例での検討

第4部 類型別要件事実

□1 時間外労働割増賃金
1 具体的な例
2 時間外労働割増賃金の請求権の有無に関する確認
3 紛争解決へのステップ
4 本事案の争点
5 本事案の事実整理のポイント
6 証拠の収集
7 会社側の主張を補強する論点
8 訴状と答弁書の書き方

□2 解雇権濫用法理
1 具体的な例
2 解雇および解雇予告・解雇予告手当に関する確認事項
3 本事案の主な争点
4 本事案の事実整理のポイント

□3 配転先の就労義務の不存在確認
1 具体的な例
2 配転についての確認事項
3 本事案の主な争点
4 本事案の事実整理のポイント

□4 労働基準法26条に基づく休業手当支払請求権
1 具体的な例
2 休業手当請求についての確認事項
3 本事案の争点
4 本事案の事実整理のポイント

□5 年次有給休暇と時季変更権
1 具体的な例
2 年次有給休暇の法的性質と時季変更権
3 本事案の主な争点
4 本事案の事実整理のポイント

□6 管理監督者と時間外手当
1 具体的な例
2 労働時間規制の適用が除外される「管理監督者」
3 本事案の主な争点
4 本事案の事実整理のポイント

第5部 要件事実 模擬試験

第1問 小問(1) 訴訟物
第1問 小問(2) 請求の趣旨
第1問 小問(3) 請求の原因(主たる請求の要件事実)
第1問 小問(4) 被告の認否
第1問 小問(5) 抗弁
第1問 小問(6) 再抗弁
第1問 小問(7) 再々抗弁

河野順一[コウノ ジュンイチ]
社会保険労務士

内容説明

通常業務に役立つだけでなく、訴訟で「補佐人」となるために必要な個別労働紛争などに関する基礎的・専門的知識と考え方をわかりやすく解説した、社労士必携の一冊。

目次

第1部 なぜ、社労士に「要件事実」が必要か(補佐人制度時代の社会保険労務士が身に付けるべき法的知識;「要件事実」とは何か ほか)
第2部 要件事実(要件事実入門;民事訴訟手続と要件事実 ほか)
第3部 民事訴訟手続の概要(時間的な流れ;訴状・準備書面・陳述書の関係 ほか)
第4部 類型別要件事実(時間外労働割増賃金;解雇権濫用法理 ほか)
第5部 要件事実模擬試験(訴訟物;請求の趣旨 ほか)

著者等紹介

河野順一[コウノジュンイチ]
日本橋中央労務管理事務所所長、東京法令学院長、NPO法人個別労使紛争処理センター理事長、全国企業連盟(労働保険事務組合)専務理事。長年にわたる資格試験指導および独立開業の経験を活かし、多数に上る書物を出版。人事・労務コンサルタントとして、銀行など各企業を対象に、幅広く経営全般にかかる指導業務を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。