出版社内容情報
大好評『法律文書作成の基本』の姉妹本。判例の読み方の基本とともに、現在に生きる民事訴訟の動態の全体像を明らかにする。
内容説明
判例の射程とは?主論と傍論とは?判例の種類とは?50の主要判例と320の関連判例に即して解説する法律実務家のための本格的な「読み方」のテキスト。生きている民事訴訟の全体像を明らかにし、未来を展望する。
目次
第1章 民事紛争の解決と民事訴訟
第2章 当事者
第3章 訴訟要件・訴えの利益
第4章 審判の対象と処分権主義
第5章 訴訟の審理
第6章 証拠法
第7章 複雑な訴訟形態
第8章 判決
第9章 判決によらない訴訟の終了
著者等紹介
田中豊[タナカユタカ]
現職、弁護士、慶應義塾大学法科大学院客員教授。1973年東京大学法学部卒業。1977年ハーバード・ロー・スクール法学修士(LL.M.)。1987年司法研修所教官(民事裁判)。1988年司法試験考査委員(民事訴訟法、民法)。1992年最高裁判所調査官(民事事件担当)。1996年裁判官退官、弁護士登録。2004年慶應義塾大学法科大学院教授。2006年新司法試験考査委員(民法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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