出版社内容情報
辺野古新基地建設計画問題をめぐる法的な論点を法治主義の観点から検証し、行政法学に投げかけられた理論的課題を明らかにする。政府の主張の根本的な問題点を鋭く指摘。
辺野古新基地建設をめぐる沖縄県と政府との訴訟に関する重要な争点を行政法学者が分析。
辺野古訴訟が問うのは、私たちの国における法治主義と地方自治のあり方そのものである。
第I部 総 論
第1章 [総論]辺野古訴訟の経過と意義…紙野健二
第2章 和解と国地方係争処理委員会決定の意義…本多滝夫
第II部 法的論点の検証
第3章 「固有の資格」と不服申立て…徳田博人
第4章 自治体の争訟権について…人見 剛
第5章 辺野古訴訟における代執行等関与の意義と限界…白藤博行
第6章 辺野古新基地建設と国地方係争処理委員会の役割…武田真一郎
第7章 埋立免許・承認における裁量権行使の方向性…亘理 格
第8章 埋立承認の職権取消処分と裁量審査…榊原秀訓
第9章 埋立承認の職権取消処分と取消権制限の法理…岡田正則
第III部 資 料
紙野健二[カミノ ケンジ]
名古屋大学教授
本多滝夫[ホンダ タキオ]
龍谷大学教授
内容説明
政府の主張の根本的な問題点を鋭く指摘。辺野古新基地建設をめぐる沖縄県と政府との訴訟に関する重要な争点を行政法学者が分析。辺野古訴訟が問うのは、私たちの国における法治主義と地方自治のあり方そのものである。
目次
第1部 総論(“総論”辺野古訴訟の経過と意義;和解と国地方係争処理委員会決定の意義)
第2部 法的論点の検証(「固有の資格」と不服申立て;自治体の争訟権について;辺野古訴訟における代執行等関与の意義と限界;辺野古新基地建設と国地方係争処理委員会の役割;埋立免許・承認における裁量権行使の方向性;埋立承認の職権取消処分と裁量審査;埋立承認の職権取消処分と取消権制限の法理)
第3部 資料
著者等紹介
紙野健二[カミノケンジ]
名古屋大学大学院法学研究科教授
本多滝夫[ホンダタキオ]
龍谷大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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