BPOと放送の自由―決定事例からみる人権救済と放送倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535521902
  • NDC分類 699.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

放送の自由を確保しつつ視聴者の人権を守る第三者機関BPO。放送の自由が問われる中、BPOの果たす役割を元委員が明瞭に解説。

第1部 BPOとは何か
 第1章 BPOの組織と役割
 第2章 放送局の対応
     ──編集権、訂正放送、閲覧請求

第2部 人権救済に関する決定事例
 第3章 何が名誉毀損にあたるか
     ──判例の判断基準
 第4章 徳島・土地改良区横領事件報道等における名誉毀損
     ──放送人権委員会の判断基準
 第5章 何がプライバシー・肖像権侵害にあたるか
     ──判例の判断基準
 第6章 トークバラエティー番組・いじめ事件報道等における
     プライバシー・肖像権侵害
     ──放送人権委員会の判断基準

第3部 放送倫理に関する決定事例
 第7章 放送人権委員会の判断した放送倫理
 第8章 誤報と放送倫理
     ──放送倫理検証委員会の決定事例から
 第9章 政治と放送倫理
     ──放送倫理検証委員会の決定事例から

第4部 放送法はどう解釈すべきか
 第10章 番組編集準則と放送の自由
 第11章 放送の自由と行政指導・行政処分

資料

小町谷育子[コマチヤ イクコ]
弁護士、元BPO放送倫理検証委員会委員

三宅 弘[ミヤケ ヒロシ]
弁護士、元BPO放送人権委員会委員

目次

第1部 BPOとは何か(BPOの組織と役割;放送局の対応―編集権、訂正放送、閲覧請求)
第2部 人権救済に関する決定事例(何が名誉毀損にあたるか―判例の判断基準;徳島・土地改良区横領事件報道等における名誉毀損―放送人権委員会の判断基準;何がプライバシー・肖像権侵害にあたるか―判例の判断基準;トークバラエティー番組・いじめ事件報道等におけるプライバシー・肖像権侵害―放送人権委員会の判断基準)
第3部 放送倫理に関する決定事例(放送人権委員会の判断した放送倫理;誤報と放送倫理―放送倫理検証委員会の決定事例から;政治と放送倫理―放送倫理検証委員会の決定事例から)
第4部 放送法はどう解釈すべきか(番組編集準則と放送の自由;放送の自由と行政指導・行政処分)

著者等紹介

三宅弘[ミヤケヒロシ]
弁護士・獨協大学法科大学院特任教授・内閣府公文書管理委員会委員。1953年福井県小浜市生まれ。1978年東京大学法学部卒業。1983年弁護士登録(第二東京弁護士会)。1993年筑波大学修士課程経営・政策科学研究科修了(修士(法学))。BPO放送人権委員会委員(2006年4月~2015年3月。2012年4月~2015年3月、委員長)、日本弁護士連合会情報問題対策委員会委員長、総務省・行政機関等個人情報保護法制研究会委員、内閣府・公文書の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会委員、独立行政法人国立公文書館有識者会議委員、情報公開クリアリングハウス理事、公益社団法人自由人権協会代表理事、内閣府・行政透明化検討チーム座長代理、日本弁護士連合会副会長、第二東京弁護士会会長などを歴任

小町谷育子[コマチヤイクコ]
弁護士。早稲田大学法学部卒業、Georgetown University Law Center LLM修了(法学修士)、1996年弁護士登録(第二東京弁護士会)、2002年ニューヨーク州弁護士登録。BPO放送倫理検証委員会委員(2007年5月~2015年3月、委員長代行)、日本弁護士連合会情報問題対策委員会委員、第二東京弁護士会情報公開・個人情報保護委員会委員、司法研修所民事弁護教官などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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