出版社内容情報
米国の裁判官・政治家は憲法の本質をいかに理解しその価値を守るため行動したのか。岩波新書、1960年の復刻。
はしがき
第一篇 憲法と裁判官
第一章 自由人の生涯
──ブランダイスの人と思想──
第二章 法の中立論者
──ホームズ判事──
第三章 自由の思想と思想の自由
──ホームズ判事の場合──
第四章 価値の選択
──カルドーゾの法思想──
第五章 虐げられた者のために
──ブラック判事の記録──
第六章 リベラルな裁判官
──ダグラス判事の生活と思想──
第二篇 憲法と政治
第七章 自由の証人
第八章 独立宣言以前
第三篇 裁判と国民
第九章 サッコとヴァンゼッチの遺産
第十章 スウィージー教授事件の判決について
第十一章 番人の番をする者は誰か
目次
第1篇 憲法と裁判官(自由人の生涯―ブランダイスの人と思想;法の中立論者―ホームズ判事;自由の思想と思想の自由―ホームズ判事の場合;価値の選択―カルドーゾの法思想;虐げられた者のために―ブラック判事の記録;リベラルな裁判官―ダフラス判事の生活と思想)
第2篇 憲法と政治(自由の証人;独立宣言以前)
第3篇 裁判と国民(サッコとヴァンゼッチの遺産;スウィージー教授事件の判決について;番人の番をする者は誰か)
著者等紹介
鵜飼信成[ウカイノブシゲ]
1906年生まれ。30年東京帝国大学法学部卒業。京城帝国大学講師を経て、43年同教授。47年東京帝国大学教授。国際基督教大学学長、成蹊大学教授、日本公法学会理事長、専修大学教授などを歴任。法学博士。87年5月10日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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