出版社内容情報
既に定番となった大好評の教科書。因果関係や共犯をはじめ、注目の最新判例も踏まえ、初版よりも更に深く、わかりやすく全面改訂。
1 刑法および犯罪論の基礎
2 構成要件該当性
3 違法性
4 責 任
5 未遂犯
6 共 犯
7 罪数および刑の適用
8 補 論
【著者紹介】
明治大学法科大学院教授
内容説明
基礎から司法試験まで。「判例実務」の視点から刑法を学ぶ画期的なテキスト。豊富な事例と設問を使い、徹底してわかりやすく解説。より使いやすく、丁寧にバージョンアップ。
目次
1 刑法および犯罪論の基礎
2 構成要件該当性
3 違法性
4 責任
5 未遂犯
6 共犯
7 罪数および刑の適用
8 補論
著者等紹介
大塚裕史[オオツカヒロシ]
1950年生まれ。明治大学法科大学院法務研究科教授、神戸大学名誉教授
十河太朗[ソゴウタロウ]
1965年生まれ。同志社大学大学院司法研究科教授
塩谷毅[シオタニタケシ]
1969年生まれ。岡山大学法学部教授
豊田兼彦[トヨタカネヒコ]
1972年生まれ。関西学院大学大学院司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kircheis
58
★★★★★ 今出ている刑法の本の中では、トップシェアだと思う。 複雑な問題も分かりやすく書かれており、初学者に最適。 ただ、共謀共同正犯の要件に当たり前に「重大な寄与」を含めるなど、少し違和感が残る部分もある。 それでも、刑法の本でどれを薦めるかと言われたらこれかな。2019/06/19
Ra
2
判例を最重視しているから、(学生にとっては往々にして不毛な)学説対立に惑わされることがないし、判例がない論点では基本的に学説の多数説を言い切ってくれるから労力は省略できる。2017/10/16
TAKA
1
論点が非常にわかりやすくまとめられている参考書。論点理解の導入には最適。網羅的な理解や体系的理解のため教科書との併用が効果的。2016/08/09