裁判官の理想像

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裁判官の理想像

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535521056
  • NDC分類 327.124
  • Cコード C3032

出版社内容情報

著者が長年の裁判官人生のなかで直接指導を受け、あるいは偉大な先人とした仰ぎ見た先輩裁判官の人物像を畏敬の念を込めて描く。

一 裁判官の理想像――先輩から聞いた話
1 殉教者的プロ意識――中村治朗さん(最高裁判事)
2 大人――近藤完爾さん(東京高裁部総括)・岩松三郎さん(最高裁判事)・内 藤頼博さん(名古屋高裁長官)
3 温顔と強い意志――岡垣学さん(東京高裁部総括)
4 大山康晴さんと升田幸三さん――安岡満彦さ(最高裁判事)と西村宏一さん (福岡高裁長官)
5 菊井ゼミ――菊井維大さん(東大教授)
  汲めども汲めども尽きない泉――村松俊夫さん(東京高裁部総括)
  静かなる強さ――田尾桃二さん(仙台高裁長官)
6 包容力――小松正富さん(高松高裁長官)
7 強靭な精神力――小林健治さん(東京高裁部総括)・吉田久さん(大審院判事)
8 知の巨人―倉田卓次さん(東京高裁部総括)

おわりに
二 裁判所あれこれ
1 裁判所あれこれ――合議を中心に
2 裁判官への贈物
3 胴上げされた話
4 宇奈月温泉事件をめぐって

【著者紹介】
弁護士

内容説明

40年に及ぶ裁判官生活のなかで、著者が直接・間接に触れ、仰ぎ見てきた先輩裁判官たち。その姿に、あるべき裁判官像を重ね、裁判を行うにふさわしい識見・能力と人間性・倫理観とはなにかを真摯に問いかける。本書の後半では、裁判官の臨床現場たる裁判所の風景を生き生き描く。

目次

1 裁判官の理想像―先輩から聞いた話(殉教者的プロ意識―中村治朗さん(最高裁判事)
大人―近藤完爾さん(東京高裁部総括)・岩松三郎さん(最高裁判事)・内藤頼博さん(名古屋高裁長官)
温顔と強い意志―岡垣学さん(東京高裁部総括)
大山康晴さんと升田幸三さん―安岡満彦さん(最高裁判事)と西村宏一さん(福岡高裁長官)
菊井ゼミ―菊井維大さん(東京大学法学部教授) ほか)
2 裁判所あれこれ(裁判所あれこれ―合議を中心に;裁判官への贈物;胴上げされた話;宇奈月温泉事件をめぐって)

著者等紹介

渋川満[シブカワミツル]
1959年中央大学法学部法律学科卒業、司法試験合格。1962年判事補(新潟地裁、東京地裁)。1974年検事(法務省訟務局・東京法務局訟務部副部長)。1977年判事(東京地裁、札幌高裁、横浜地裁)。1989年裁判官訴追委員会事務局長(国会)。1993年東京高裁判事、富山地・家裁所長。1996年名古屋高裁判事部総括。1999年白鴎大学法学部教授。2004年同大学法科大学院法務研究科長・院長。現在、弁護士。平成16年瑞宝重光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Defricheur

9
著者が優秀・卓抜と感じた数々の裁判官を、それぞれいくつかのエピソードを引きながら、ひたすら褒めちぎっていく。お門違いを覚悟で言えば、裁判官の独立と健全な批判精神を称揚する一方で、諸先輩裁判官の在り方を全て肯定して自らの意見を述べないかに読める筆致には強い違和感を覚えた。2021/07/31

kyoko

0
事務所で拝借。ようやく読み終わった…大して長い本ではないが、なんかちょっととっつきにくくてなかなか読みたいと思えなかったが、読み進めてみると意外や意外、普段あまり接点のない謎の存在、裁判官がどんな日常を送っているのかチラリと見え隠れする興味深いものだった。途轍もないエネルギーが必要で、原告被告各々の言い分を公平に聞き入れる懐の深さが必要な特殊な職業だと感じた。2016/10/31

masaharu

0
裁判官の実務的な話、日常生活、大審院時代などの著名な裁判官から伝え聞いた話など、業界人なら興味をひかれる話が続く。通常の裁判官は、午後7時頃までは裁判所にいて、午後9時から午前1時頃までは自宅で判決起案。といったくだりなど、かなりストイックな裁判官像。研究会の話なども、いわゆるエリート裁判官の逸話ばかりで地方の裁判所などどのようになってるか、実態と合ってるのか疑問なしとしないが、いろいろと参考にはなった。2016/07/16

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