出版社内容情報
現在の日本の弁護士がおかれている社会的・経済的状況の実情を実証的に分析する。弁護士の将来像を占うための画期的な基礎研究。
序 章 五通の手紙
第1章 片隅に置かれた障害児教育
第2章 境界線を引かない学級へ――特殊学級を開く
第3章 インクルーシブ教育の潮流――特別支援教育と神奈川の「支援教育」
第4章 インクルージョンを目指す学校――麻生養護学校での取り組み
第5章 芸術は障害を超える
第6章 インクルーシブ社会への希望
【著者紹介】
東京大学社会科学研究所
内容説明
経済・社会状況の急速な変化や弁護士人口の急増等、さまざまな環境の変化に直面している日本の弁護士。その現状と今後を、執務の体制や組織、活動分野、収入、志望動機やキャリア・パスなど、弁護士の組織・構造のあり方に着目して、実証的かつ多面的に考察する。
目次
第1部 弁護士業務の分化と展開(弁護士業務分野の特徴と構造―シカゴ調査との比較を中心に;弁護士のなだらかな分化―専門化と階層化は進行するか;企業法務の本格的展開―伝統的構造からの離脱)
第2部 弁護士活動の地域特性(弁護士役務の地域特性;弁護士の経済的基盤と訴訟実務の現状の地域差)
第3部 弁護士のキャリア・パス(弁護士の開業地と事務所移転;弁護士への転職―前職経験のある弁護士の業務特性と弁護士観)
第4部 ジェンダー・学歴と弁護士(ライフイベントと専門職生活―ジェンダーの視点から;弁護士の入職におけるジェンダー効果と学歴効果―司法試験改革により格差は解消されたのか?)
第5部 弁護士イメージの変容(弁護士の自己イメージと国民によるイメージ)
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