刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義―「回復」をめぐる権利と義務

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刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義―「回復」をめぐる権利と義務

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535520790
  • NDC分類 326.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

日本の薬物政策はいかにあるべきか。日米の政策を比較検討し、回復者の権利として国家から薬物治療プログラム政策を展望、提起。

はじめに

第1章 日本における薬物政策
一 はじめに――問題の所在
ニ 日本の薬物問題の概要
三 刑事司法システムにおける薬物事犯処遇
四 近年における治療的薬物政策
五 薬物依存者に対する処遇理念の変化
六 民間団体が刑事司法手続きに関与する理由
七 考察と小括――日本の薬物政策の問題点

第2章 アメリカ合衆国の薬物政策
一 はじめに――問題の所在
ニ 国際的動向のなかの薬物問題
三 アメリカの薬物政策とその帰結――the National Drug Control Strategyの薬物政策
四 薬物事犯者
五 厳罰政策下の回復者支援団体の誕生と発展
六 小括

第3章 ドラッグ・コート・ムーヴメント
一 はじめに――問題の所在
ニ ドラッグ・コート
三 ドラッグ・コート・ムーヴメントの登場
四 問題解決型裁判所
五 治療的法学とドラッグ・コート・ムーヴメント
六 小括

第4章 刑事司法手続きにおける処遇と同意
一 はじめに――問題の所在
ニ 処遇モデル論とドラッグ・コート型処遇
三 刑事司法手続きにおける処遇
四 刑事司法手続きにおける同意
五 強制による薬物治療プログラム
六 小括

第5章 処遇主体と同意性――ドラッグ・コート型処遇モデルの諸問題
一 はじめに
ニ 処遇主体としての司法、医療と「本人を中心とした多機関連携」
三 ネット・ワイドニング論
四 刑事司法化する福祉と福祉化する刑事司法――刑の一部執行猶予
五 小括

第6章 結論――刑事司法手続段階における薬物依存者の処遇
一 ここまでの考察
ニ 日本における近年の法改正と薬物政策の転換
三 同意を元にした薬物政策の問題点
四 薬物治療プログラムの提案

【著者紹介】
立正大学法学部准教授

目次

第1章 日本における薬物政策
第2章 アメリカ合衆国の薬物政策
第3章 ドラッグ・コート・ムーヴメント
第4章 刑事司法手続における処遇と同意
第5章 処遇主体と同意―ドラッグ・コート型処遇モデルの諸問題
第6章 結論―刑事司法手続における薬物依存者の処遇

著者等紹介

丸山泰弘[マルヤマヤスヒロ]
1980年京都生まれ。龍谷大学大学院博士後期課程修了(博士(法学))。現在、立正大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。