出版社内容情報
グローバル化の時代における人間の尊厳を確保するために法律家は国際人権規約等をどう活用すべきかを鋭く問いかける。
メルボルン事件と日本人の個人通報
グローバル化時代にわが国の刑事弁護人が外国の刑事事件にどのように関与していくか――ふた
【著者紹介】
弁護士
目次
資本主義グローバリゼーションと規制緩和の潮流における日本の司法
国際人権法(国際人権規約)と司法改革―規制緩和の潮流の中で
人間の誇り・人間らしく生きる権利―両手錠・腰縄付きによる連行
メルボルン事件と日本人の個人通報
国際化時代にわが国の刑事弁護人が外国の刑事事件にどのように関与していくか―ふたつの日本人外国裁判無罪評決・判決
戦争における人権侵害の回復を求めて
講義:憲法と条約
講義
国際人権規約と憲法
憲法13条と個人の尊厳の法理
国際人権規約を実効あるものに
国際人権規約を法廷の実践に―選択議定書批准早期実現のために
裁判における世界人権宣言の意義
弁護士・弁護士会の国際人権法務活動
著者等紹介
山下潔[ヤマシタキヨシ]
弁護士(大阪弁護士会)。富山県東礪波郡平村大島生まれ。大阪弁護士会選択議定書批准推進協議会座長。元日弁連人権擁護委員会委員長、元立命館大学法学部・大学院法学研究科講師。国際人権法学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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