会社法罰則の検証―会社法と刑事法のクロスオーバー

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535519770
  • NDC分類 325.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

会社法を取り巻く環境、刑事行政の実情等を踏まえ、会社法・刑事法の対話を通して、刑罰によるエンフォースの意義を検証する。

はじめに………………………………………………………………………山田泰弘

第1編 会社法の規制方法の変容と刑事法によるエンフォース
     ……久保大作・神例康博・尾崎安央・上嶌一高・小出 篤・川崎友巳

第2編 会社法の規制対象の変容と刑事法によるエンフォース
     ……………………………………………………久保田安彦・松宮孝明

第3編 会社法規範のエンフォースの実際
     ………………………………大鶴基成・品田智史・松井智予・静 正樹

第4編 会社の規律方法の重層化と刑事法によるエンフォース
     ………………松井秀征・伊東研祐・山口利昭・今井猛嘉・笠原武朗

【著者紹介】
立命館大学法学部教授

目次

第1編 会社法の規制方法の変容と刑事法によるエンフォース―資本制度の変容(会社法における開示規制・分配規制への刑事的制裁―会社法の視点から;資本制度の変容と開示・乗余金分配の規律としての罰則規定―会社の財産を危うくする罪/刑事法の視点から;開示制度に関する金商法のエンフォース(法執行)手段のあり方―金融商品取引違反に対する「制裁」のあり方として
開示制度に関する金商法のエンフォース手段のあり方―刑事法の視点から
資本制度の変容と出資行為の規律としての罰則規定:預合いと見せ金―会社法の視点から)
第2編 会社法の規制対象の変容と刑事法によるエンフォース(「株主権行使に関する利益供与」に関する規律―会社法の視点から;「株主権行使に関する利益供与」の規律―刑事法の視点から)
第3編 会社法規範のエンフォースの実際(刑事法によるエンフォース(刑事行政の実際;刑事行政の実務動向に対する理論的な評価)
行政罰によるエンフォース―過料(行政罰)によるエンフォースの意義
民間企業による上場ルール策定とエンフォース)
第4編 会社の規律方法の重層化と刑事法によるエンフォース(特別背任罪と図利目的なき経営判断の刑事責任(会社経営の規律の重層化と刑事罰の規律/会社法の視点から;会社経営の規律の重層化と刑事罰の規律/刑事法の視点から)
企業コンプライアンスと刑事罰のエンフォースメント―実務の視点から
内部統制の進展と刑事法の役割
会社への制裁と取締役の会社に対する損害賠償責任)

著者等紹介

山田泰弘[ヤマダヨシヒロ]
立命館大学法学部教授

伊東研祐[イトウケンスケ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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