内容説明
豊富なケースと図解とコラムで初学者にも理解しやすい。実務でそのまま使える書式によってイメージをつかめる。手続きの流れを実践的に修得できる。最新情報を盛り込んだ改訂第2版。
目次
民事執行・民事保全の概要
民事執行の基礎
民事執行の種類・態様
執行手続の主体
強制執行の要件
強制執行手続開始の要件
執行手続の停止・取消し・終了
執行手続上の不服申立て手段
執行対象財産
不動産の強制競売
担保権実行としての不動産競売
強制管理・担保不動産収益執行
動産に対する民事執行
金銭債権に対する民事執行
動産の引渡請求権に対する強制執行
その他の財産権に対する民事執行
非金銭執行
民事保全
民事執行の国際比較と将来の展望
著者等紹介
平野哲郎[ヒラノテツロウ]
1969年埼玉県生まれ。1992年東京大学法学部卒業・司法修習生。1994年裁判官として、横浜・札幌・大阪地裁に勤務(~2002年)。1997年米国ワシントン州立大学ロースクール客員研究員(~1998年)。2002年龍谷大学法学部・法科大学院准教授。2012年同教授、弁護士登録(大阪弁護士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りん
6
実務と判例のバランスによく配慮されていて、文章も分かりやすい。民法(特に担保物権、債権)、民事訴訟法の理解も付随的に深まる。著者は元裁判官で、その時の経験や法制度についてのコラムが面白くていい息抜きになる。笑える話から笑えない話まで興味深かった。2020/03/27
だんご
1
コラムが面白くてなんとか読んだ。まだまだ理解できてないから再読確実や。 巻末の文書例がとてもイメージにつながりやすくていい。2018/09/24
hiro
1
どうやって差押えまでいくのか、どのように回収するんかということや、実務としてどんな書類を提出し発行されるのかが書かれていて、手続き法としての流れもよく分かります。2016/10/31
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