刑事裁判における心理学・心理鑑定の可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535519244
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

内容説明

刑事裁判において適正な事実認定を!といわれて久しい。本書は、誤判・えん罪を生まない事実認定のために、心理(学)鑑定をもっと活用するための理論と方法を提言する。そして、刑事裁判(裁判員裁判)という人の営為をめぐって、心理学者と刑事法研究者が、それぞれの視線から問題提起をする。

目次

刑事司法における心理鑑定の可能性
第1部 前提的考察(人々は「鑑定」をどのように見ているか―裁判員制度と刑事司法に対する意識調査に基づいて;供述の心理学鑑定の実際と鑑定に資する研究の要件;権威主義的パーソナリティ司法参加に与える影響についての展望―市民参加の意義の考究に向けて;日本の刑事実体法の特徴)
第2部 各論的考察(裁判員裁判の課題―刑事弁護と「心理学との協同」の視点から;心理学鑑定に必要な4つの要件;裁判員裁判における公判前整理手続と刑事精神鑑定―複数鑑定回避論について;裁判員裁判における量刑判断;発達障害があると疑われた少年に対する精神鑑定の意義と限界(序論))

著者等紹介

白取祐司[シラトリユウジ]
1952年札幌市に生まれる。1977年北海道大学法学部卒業、司法試験合格。1979年北海道大学大学院修士課程修了。1981年司法修習修了。1984年北海道大学大学院博士課程修了(法学博士)。現在、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろか

0
心理鑑定の書き方にについて知りたかったが、目的とは一致しなかった。2014/06/06

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