現代国家と行政法学の課題―新自由主義・国家・法

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535519084
  • NDC分類 317.2
  • Cコード C3032

内容説明

日本社会の閉塞状況を打開、日本国憲法の定める国民主権と基本的人権の保障を真に定着させるためには、新自由主義路線と決別し、国民の権利と福利を実現するために果たすべき国家・公共部門の役割を復権させることが不可避の課題である。

目次

第1部 新自由主義的国家再編と民主的改革の課題(新自由主義的国家再編の現段階;新自由主義的国家再編と民主主義法学の課題)
第2部 中央・地方の国家再編の内容(新自由主義的行政改革の現状;中央省庁政策と国家行政組織の再編;地方分権改革と国家行政組織の再編;地域主権改革と国家・自治体の役割)
第3部 「官から民へ」と民間化の法的限界(「官から民へ」論と公共の役割;公務の縮小・民間化とその法的限界;民間化の限界と官民の協働関係)
第4部 国家の役割と公共性論(いま、国家の役割をどう考えるか;公共性概念の理論的考察;いま、“公務の公共性破壊”をどう考えるか)

著者等紹介

晴山一穂[ハレヤマカズホ]
1948年岩手県二戸郡一戸町生まれ。1971年京都大学法学部卒業。1976年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。福島大学経済学部助教授。1989年福島大学行政社会学部教授。2001年専修大学法学部教授。2004年専修大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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