目次
第1章 医療事故における過失の推定(医療過誤訴訟の動向;医療過誤訴訟における法律構成;過失の「一応の推定」;ドイツにおける「表見証明」;英米におけるres ipsa loquitur原則;訴訟上の証明と自然科学的証明―ルンバール事件;現代型訴訟としての医療過誤訴訟)
第2章 作為型と不作為型医療過誤訴訟の差異(不作為型医療事故における因果関係―肝がん事件;注意義務違反とその判断基準―輸血梅毒事件;医学水準―未熟児網膜症事件;最高裁が示した医療水準―未熟児網膜症;割り箸事件―民事と刑事の判決の差異;損害賠償;因果関係の推定―新潟水俣事件;英米におけるネグリジェンス)
まとめ
著者等紹介
谷口郁雄[タニグチイクオ]
東京医科歯科大学名誉教授。1936年、東京・佃に生まれる。東京医科歯科大学大学院医学研究科修了(医学博士)、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授、同研究所長、東京医科歯科大学副学長等を歴任し、2010年、駿河台大学大学院法情報文化研究科修了(法学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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