内容説明
現実の事例に基づいた設例のなかで会社法が社会の中でどう機能しているのか、経済的・社会的ニーズ、市民・消費者の視点から考えることを学ぶ。豊かな会社法の考え方を身につけるための画期的な事例演習書。
目次
株式と借入―会社法とは何か
募集株式―資金調達と株主平等
社債―集団性と債権者の保護
自己株式―株主への還元と利益供与
剰余金の配当―財源規制と粉飾・違法配当
計算―剰余金の捻出と取締役の裁量
種類株式(1)―事業承継や企業再生への活用とその限界
種類株式(2)―資金提供者の利益とリスク
新株予約権(1)―投資被害とストック・オプション
新株予約権(2)―買収防衛策と企業価値の判断主体〔ほか〕