目次
非正規滞在者の正規化のあり方
第1部 在留特別許可制度の歴史的考察(ポストコロニアルな交換の政治―退去強制と在留特別許可の歴史社会学;戦後期における在留特別許可制度をめぐって)
第2部 在留特別許可から問う社会のあり方(非正規滞在者と日本社会―翻弄される非正規滞在者;在留特別許可制度における結婚の手段的側面とロマンチック・ラブの矛盾 ほか)
第3部 在留特別許可裁決に対する司法の判断(在留特別許可をめぐる裁判例の傾向;入管行政の「開かずの門」への挑戦―退去強制令書発付処分後の在留特許許可を取得した4つの家族の事例)
第4部 諸外国の非正規滞在者・庇護希望者への対応と正規化政策(一般アムネスティ・在留特別許可・特別アムネスティ;韓国における非正規滞留者と「合法化」をめぐる現状 ほか)
著者等紹介
近藤敦[コンドウアツシ]
1960年生まれ。名城大学法学部教授。博士(法学、九州大学)
塩原良和[シオバラヨシカズ]
1973年生まれ。慶應義塾大学法学部准教授。博士(社会学、慶應義塾大学)
鈴木江理子[スズキエリコ]
1965年生まれ。国士館大学文学部准教授。博士(社会学、一橋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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