現代行政の公共性と法―行政の法的存在理由

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  • サイズ A5判/ページ数 361p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535517769
  • NDC分類 323.9
  • Cコード C3032

目次

第1部 行政の公共性をめぐる問題の所在(行政の法的存在理由と行政法上の法律関係の独自性;行政が担うべき『公務(civil service)』と公共性
行政の公共性―改めて問うことの法的意義と方法)
第2部 現代行政の公共性の法的位相―行政改革、行政と財政の相互規定性・浸透性、地方自治等(国家構造改革の手法としての財政改革―財政改革と行政改革;規制緩和と国民生活;独立行政法人と行政の公共性;国家構造改革の論理と矛盾の契機―「政策プロセスの改革」と行政の公共性;国民健康保険制度の法的性格―最高裁判決から見えてくる虚像と実像;財政をめぐる国・地方間関係の法化の虚像と実像―関与法定主義と憲法解釈)
第3部 現代行政の公共性と法治主義の展開―権利保護と権利救済の徹底(行政改革と行政手続法―政治過程としての位置づけと今後の課題;行政処分の理由およびその提示義務と法治主義―青色申告に対する更正の理由の法的性格とその附記義務の射程距離;行政不服審査制度の総論的課題―法治主義の総合的な実現と確保の観点からの問題発言の試み;行政統制の法理と救済法の法理の相剋)
第4部 行政の公共性と比較法(変容する現代イギリスの法と行政―民営化と国家構造をめぐる矛盾の展開方向;東アジアにおける新たな公共性の協同形成と課題)

著者等紹介

福家俊朗[フケトシロウ]
1944年香川県に生まれる。1968年国際基督教大学教養学部卒業。1970年東京都立大学法学部卒業。1970年~1975年東京都立大学法学部助手。1975年~1980年日本大学法学部専任講師、同助教授。1980年~1985年名古屋大学法学部助教授。1985年~2008年名古屋大学法学部教授、同大学院法学研究科教授。2008年名古屋大学名誉教授。現職、中部大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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