出版社内容情報
司法は自衛隊を「違憲」と認定したにもかかわらず、緊張関係は今なお続く。歴史の真実を通じ、再び9条と自衛隊の関係を問う。
目次
第1部 長沼自衛隊違憲判決は、いかにして生まれたか(長沼ナイキ事件はこうして始まった;長沼ナイキ基地訴訟の争点;自衛隊に対する実態審理;判決はニセコアンヌプリ山頂で決まった;違憲判決とその影響;三五年ぶりの違憲判決―イラク派遣訴訟名古屋高裁判決)
第2部 平賀書簡問題と司法の危機(長沼訴訟・平賀書簡問題の背景;座談会・長沼訴訟と平賀書簡、そして司法の危機へ―一九六九年から一九七〇年にかけて裁判所で何が起こったのか)
著者等紹介
福島重雄[フクシマシゲオ]
1930年生まれ。京都大学法学部卒業。第11期司法修習修了。1989年福井家裁、退官。1989年~2000年まで公証人。現在、弁護士
大出良知[オオデヨシトモ]
1947年生まれ。東京都立大学大学院法学研究科博士課程単位取得中途退学。1978年静岡大学人文学部法学科専任講師助教授、1991年九州大学法学部教授、2004年九州大学法科大学院長等を経て、東京経済大学現代法学部教授・九州大学名誉教授。刑事訴訟法/司法制度論
水島朝穂[ミズシマアサホ]
1953年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。1983年札幌学院大学法学部助教授、1989年広島大学総合科学部助教授を経て、早稲田大学法学学術院教授。憲法学/法政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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