目次
第1部 現状の把握と分析
第2部 若者の雇用・社会保障をめぐる背景
第3部 若者をめぐる法・政策と課題
第4部 若者をめぐる外国の取り組み
第5部 若者と主体形成
資料 聞き取り調査報告
著者等紹介
脇田滋[ワキタシゲル]
龍谷大学教授
井上英夫[イノウエヒデオ]
金沢大学教授
木下秀雄[キノシタヒデオ]
大阪市立大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
25
2008年初版。多くの若者が非正規雇用に置かれ、所得も生活保護水準に満たない状態に置かれている実態があります。働き方を多様にするということは、ワーキングプア層を拡大することにつながっています。求められるのは、パートであっても正規雇用で働ける社会を築いていくことだと思います。また、若者の雇用が壊されているなかで、若者に対する社会保障制度の不備がより若者の生活を苦しくしている実態があります。生活保護を権利として受給できるようには運用上なっていない問題もあります。そうしたことを考えることができた本でした。2018/03/29