内容説明
確実に進行する有権者の脱政治化。その要因を社会経済環境の変容との構造連関から読み解き、危機に立つ代表制を再構築するための政策を提言する野心的な試み。
目次
第1章 代表制とその危機(代表制とは何か;代表制の構造とその変化 ほか)
第2章 社会の変化(グローバル化)と「代表制の危機」(場所のゆらぎ;グローバル化の力学 ほか)
第3章 経済の変化と「代表制の危機」(迫られる経済に対する認識の変化;経済の原理とは何か ほか)
第4章 情報化と「代表制の危機」(メディアの変容と政治のネット化;政治のネット化の諸課題 ほか)
第5章 代表制再構築への具体的改革提言(政策提言の位置づけ;政策秘書制度の改革 ほか)
著者等紹介
佐々木孝明[ササキタカアキ]
参議院議員松井孝治政策担当秘書・東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。1964年、兵庫県に生まれる。東京大学経済学部卒業。第一勧業銀行、日本総合研究所(この間、通産省に出向し、APECに関する諸調査を担当)を経て、1995年、衆議院議員政策担当秘書(この間、防衛庁長官秘書官を経験)。2000年、国際大学グローコム・フェロー(現在に至る)。2001年、東京財団「日本における立法機能強化研究プロジェクト」プロジェクト・リーダー。2002年~2003年、東京財団リサーチ・フェロー(この間、目白大学大学院非常勤講師として日本政治外交研究を担当)。2004年、参議院議員松井孝治政策担当秘書・東京大学先端科学技術研究センター客員研究員となり、現在に至る
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