出版社内容情報
2006年5月に施行された受刑者処遇法を端緒とする刑務所システムの再構築に向け、方向性と具体的指針となるものを提示する。
内容説明
受刑者が人間として自信と誇りをもって社会に復帰することが国民全体の利益になる!新しい刑務所システムの構築に向けて問題点を提示し、具体的な指針を示す。
目次
行刑改革における理念と現実
国際人権法と日本の行刑
受刑者の法的地位―受刑者の人権
受刑者の生活
社会復帰のための処遇
規律秩序について―支配服従関係から対話の関係へ
第三者機関・不服申立
外部交通
刑事施設医療―悲劇から何を学ぶべきか
刑事施設における医療―日仏における改革の比較を通して
刑事施設の民営化
諸外国の刑務所事情―イギリス、フランス、アメリカ、オランダ、韓国
対談・行刑改革会議の成果と今後の刑務所
著者等紹介
菊田幸一[キクタコウイチ]
明治大学名誉教授、弁護士、NPO法人監獄人権センター副代表
海渡雄一[カイドユウイチ]
弁護士(東京共同法律事務所)、NPO法人監獄人権センター事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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