家裁に来た人びと―調査官との出会いとその後の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535513525
  • NDC分類 327.4
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、30人の家裁調査官が、その思い出の中から最も印象に残る「その後の物語」を、手記の形で語ったものである。

目次

「一会一期」のこと(原口幹雄)
となりの拓ちゃん―ある子の引渡事件(梅森昌行)
パリに育つ黒い眼の子どもたち―国際養子縁組事件のその後(遠藤富士子)
少年院からの手紙(本郷栄子)
思い出すままに(奥宗隆)
家裁に来た青年(前田多実)
ある面接交渉の思い出(熊野克彦)
どこか心のかたすみに(佐藤俊昭)
藁の上からの養子―義母、実母、二人の母との出会い(中村昭代)
ほんとうの卒業式(菊山正史)〔ほか〕

著者等紹介

山田博[ヤマダヒロシ]
1932年神奈川県に出生。1955年名古屋大学法学部卒業。1963年裁判官となり、大阪、札幌、東京の各裁判所、最高裁事務総局家庭局、最高裁家庭裁判所調査官研修所に勤務し、最高裁家庭裁判所調査官研修所長、最高裁事務総局家庭局長、京都家庭裁判所長、浦和家庭裁判所長を経て退官。1997年日本大学教授(~2002年)。現在、弁護士、社団法人家庭問題情報センター理事長
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感想・レビュー

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てんてん

1
家裁調査官補佐の本を読んでから、家裁調査官という職業が気になり図書館で借りた本。こちらは実在の家裁調査官の手記であった。様々な事例と対峙してきた調査官たちの印象に残る出会いについて語られている。小説ほど細かい描写はなく当事者の背景もかなり省かれているが家裁で働く人々を取り巻く話としては十分だった。どの話も胸を打つものだったが特に最後の話は震えるほどだった。家庭裁判所調査官の現場に興味があれば楽しめる本だと思う。2022/12/20

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