内容説明
どんな制度にも、いろいろ長所と欠点がある。みんなで十分に話し合ってから改革を決定しよう。小泉政治を斬る。民主政治・民主主義・民主制に関心をもつ人々へ。
目次
第1章 感情よりリクツで(リンカーンは偉い人;憲法学者は発言する)
第2章 キーワードは自己決定(定義にウソ・ホントはない;現実主義と理想主義;経済学者などの発言)
第3章 民主制は万能薬ではない!(ヨコの民主制とタテの民主制;一長一短というより三長二短)
第4章 テロも戦争も暴力もダメ(過半数の多数決は当たり前?;熱心なファンと無関心派;「少数意見の尊重」ってどういうこと?;自衛隊と環境権は別テーマ)
第5章 不満を述べてストレス発散(快適な世の中めざして;国会はお芝居?;論争に強くなろう;マニフェスト選挙の落とし穴;憲法改正を検討する前に;小泉首相の仕掛けた“郵政選挙”)
著者等紹介
内野正幸[ウチノマサユキ]
1955年6月東京生まれ。1978年東京大学法学部卒業。筑波大学教授などを経て、中央大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。