内容説明
本書では、現代における民法学の理論的課題を、マクロの観点から整理・検討。あるいは、現代日本社会が提示する法的な諸問題に対応するために、民法学がどのような規範的理論枠組みを備えるべきかを全体的に検討した。
目次
第1章 民法学の新たな理論動向(契約法;土地所有権法;不法行為法 ほか)
第2章 市民社会の構造変容(序論的考察;近代市民社会から現代市民社会へ)
第3章 現代市民社会の構造と民法学の課題(市場と法;生産主体(企業)の内部構造と法
生活世界と法
経済システムと生活世界との接触と対抗 ほか)