内容説明
本書は、訴の提起から判決の執行に至る国際訴訟の実際の進行に沿っており、同じ問題・争点を、日本の裁判所とアメリカの裁判所がどう処理したか、同じか違うか、を明確にするように各章を編成した。
目次
第1部 Introductionを兼ねて(明治政府は、いかにして、外国人に対する裁判管轄権を外国領事の手から奪回したか(民事訴訟法制定の由来)
外国人・非居住者に対する管轄権行使の範囲について
「訴訟社会アメリカ」について)
第2部 日/米国際訴訟の実務と論点(訴状とその国外送達;国際事件の管轄抗弁;国際二重訴訟問題とForum Non Conveniens;原告適格、訴訟能力、代表権等;ディスカバリー及び弁護士・依頼者秘匿特権問題;国際私法(準拠法決定)問題 ほか)
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