内容説明
「法」はどこまで可能か。―急速に変容する社会環境のなかで、法のダイナミズムを的確に捉え、あるべき方向性を提示する。「社会のなかの法」をめぐる刺激的な知の到達点。
目次
第1部 交渉と紛争処理の基礎理論(交渉と合意;トラブルの展開―紛争の展開過程;トラブル処理のしくみ―紛争処理機関の全体システム)
第2部 紛争処理のしくみ(ADR―裁判外の紛争処理機関;さまざまな紛争とADR;裁判は何のためにあるか ほか)
第3部 紛争処理と法専門家の役割(裁判官の役割とは;弁護士像はどう変わってきたか;弁護士と依頼人 ほか)
著者等紹介
和田仁孝[ワダヨシタカ]
1955年生まれ。九州大学教授
太田勝造[オオタショウゾウ]
1957年生まれ。東京大学教授
阿部昌樹[アベマサキ]
1959年生まれ。大阪市立大学教授
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