内容説明
冷戦の終焉に焦点をおき、いま、世界政治に求められる新しい創造的国際秩序のあり方を第一線の専門家が考察する。21世紀をも見通す待望の国際政治学シリーズ。
目次
第1章 冷戦の終結と湾岸情勢(冷戦の終結と地域紛争;湾岸現代史;嵐の後で)
第2章 冷戦後東南アジアへの一視角(国家間関係の変化;国内社会の変化―冷戦のもたらしたもの;もうひとつのダイナミズム―国境を越える関係;新しい単位の創出―地域経済圏;民主化)
第3章 ラテンアメリカ―周縁化か再生か(周縁化の危機;戦後「モデル」の崩壊;地域再生の展望)
第4章 東欧からみた『中欧』―ハプスブルク帝国の現代における意味に関して(東欧の民族問題と「民族自決の原則」;ハプスブルク帝国における民族問題;両大戦間期の東欧諸国;東欧と中欧)
第5章 アフリカ―冷戦の神話と民主化(南ア連邦の誕生と世界大戦;冷戦の始まりと国連;アパルトヘイト体制と植民地独立;民主化の到来)
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