出版社内容情報
奇病時代、闘争時代、補償金時代の半世紀を経て、水俣の村はどのような変貌をとげたか。現地調査をふまえ患者達の現状を伝える。
第一章 湯堂―二〇〇三年滞在記
一 湯堂ひとめぐり
二 もやい直しとゴミの分別
三 他の部落と町の変化
第二章 湯堂―二〇〇一年世帯数と二〇〇三年各戸調査
一 湯堂二〇〇一年世帯数と成人数
二 湯堂二〇〇三年各戸調査
第三章 漁業と農業の状況
一 二〇〇三年不知火海漁業
二 月浦の農業と湯堂のみかん山
第四章 変貌する村社会
一 一九八一~九三年度月浦自治会記録
二 湯堂の変化
第五章 二〇〇三年水俣病患者の状況
第一話 誰も来ん
第二話 子供たちはみんな自分自分でやっていく
第三話 水俣病の話はしない
第四話 しのぶ
第五話 自死した小児水俣病患者
第六話 自立はどこまで可能か
第七話 村の水俣病の帰結
終 章 村の終わり
補論1 漁民とは何か
補論2 水俣病事件のその後の経過(二〇〇四~二〇一四年)
事項索引
人名索引
【著者紹介】
チッソ水俣工場第一組合元委員長
目次
第1章 湯堂―二〇〇三年滞在記
第2章 湯堂―二〇〇一年世帯数と二〇〇三年各戸調査
第3章 漁業と農業の状況
第4章 変貌する村社会
第5章 二〇〇三年水俣病患者の状況
終章 村の終わり
著者等紹介
岡本達明[オカモトタツアキ]
1935年東京生まれ。1957年東京大学法学部卒業、新日本窒素肥料株式会社入社。1970~78年チッソ水俣工場第一組合委員長。1990年チッソ株式会社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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