出版社内容情報
国際的な租税競争、経済・経営環境の変化、企業会計の国際化・高度化によって大きく変化した法人課税の現状と課題を探究する。
内容説明
理論・実務の最前線で活躍する研究者・実務家の執筆。国際的な租税競争、経済・経営環境の変化、企業会計の国際化・高度化によって大きく変化した法人課税の現状と課題を探究。
目次
第1部 法人税の基礎理論(法人税の課税ベース;立地競争・企業誘致と法人税;資本拠出者に対する課税―デットとエクイティの区分を中心に;人的資本の拠出者に対する課税)
第2部 企業会計と関係(公正処理基準に従った収益の計上―流動化取引の裁判例の考察;粉飾;損金の算入期に関する基本的考察―費用を中心に)
第3部 関連企業間取引(法人間における資産等の移転;欠損金の移転―組織再編税制、連結納税制度;関連企業間取引の税務否認を巡る近時の裁判例;組織再編・M&A手法の発展と税制上の課題)
第4部 特殊な形態(信託並びに特定目的会社および投資法人の課税に関する諸問題;中小企業税制・個人事業主(所得税))