神戸学院大学法学研究叢書
リスク対応と金融法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535058187
  • NDC分類 338.32
  • Cコード C3032

出版社内容情報

金融機関におけるリスク対応を中心として、金融法に関係する研究成果をまとめる。銀行法務等への貴重な示唆を含む労作。

第一部 リスク対応と金融法
 1 民法典の百年と銀行法務――展望
 2 銀行法務の将来とリスク管理
 3 信義則上の義務
 4 金融危機と債権の流動化・証券化
 5 資産流動化・証券化スキームにおける真正譲渡と担保としての譲渡
 6 シンジケートローンにより融資を受けた会社の破綻とローンを組成した参
加金融機関に対するアレンジャーの不法行為責任--名古屋高判平23.4.14
 7 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)――その利便性と危険性
 8 デリバティブ取引のカウンターパーティーリスク保全のための担保
(CSA)の過剰担保と担保提供者の保護

第二部 変化の萌芽とあるべき変化の方向
 1 貸金業法43条の無力化に向けて
 2 債務者を特定しない将来債権の譲渡と対抗要件
 3 延長型集合債権譲渡担保の可能性について
 4 延長型集合債権譲渡担保の展開
 5 貸金等根保証契約における保証債務の随伴性
 6 根企業担保の有用性
 7 保証契約類似の機能を有する損失補償契約の効力
 8 民法第404条の法定利息の強行法規性について

【著者紹介】
神戸学院大学法学部教授

目次

第1部 リスク対応と金融法(民法典の百年と銀行法務;銀行法務の将来とリスク管理;信義則上の義務;金融危機と債権の流動化・証券化;資産流動化・証券化スキームにおける真正譲渡と担保としての譲渡;シンジケートローンにより融資を受けた会社の破綻とローンを組成した参加金融機関に対するアレンジャーの不法行為責任―名古屋高判平23・4・14;クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)―その利便性と危険性
デリバティブ取引のカウンターパーティーリスク保全のための担保(CSA)の過剰担保と担保提供者の保護)
第2部 変化の萌芽とあるべき変化の方向(貸金業法43条の無力化に向けて;債務者を特定しない将来債権の譲渡と対抗要件;延長型集合債権譲渡担保の可能性について;延長型集合債権譲渡担保の展開;貸金等根保証契約における保証債務の随伴性;根企業担保の有用性;保証契約類似の機能を有する損失補償契約の効力;民法第404条の法定利息の強行法規制について)

著者等紹介

吉田光碩[ヨシダミツヒロ]
1968年京都大学法学部卒業、(株)三和銀行入社。1985年~1998年(株)三和総合研究所主任研究員。1998年~2003年近畿大学法学部教授。2003年~2009年大阪大学大学院法学研究科、高等司法研究科教授。2009年神戸学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品