出版社内容情報
中国自体の社会変化の内発的な動力学を縦糸とし、外部世界の衝撃による外発的な動力学を横糸として相互連動的な視座を確立する。
内容説明
なぜ中国研究は成熟しないのか?今なお残る「オリエンタリズム」への偏向。その悪弊を絶ち、中国独自の内発的な力学を探る。方法論の革新を試みる問題提起の書。
目次
第1部 方法論のパラダイム転換(現代中国学の新たなパラダイム;方法としての「中国独自の近代」;「中国」とは何か;変化を遂げる社会における中国研究の挑戦と展望 ほか)
第2部 中国の発見―歴史とナショナリズムをめぐる方法(歴史の真実性を論ず;辛亥革命をもたらした歴史の一潮流;友好、裏切り、および中国におけるエスニック政治的なものの概念;竹内好の文学精神と中国像 ほか)
著者等紹介
加々美光行[カガミミツユキ]
1944年、大阪府生まれ。東京大学文学部卒業。アジア経済研究所主任研究員、愛知大学法学部教授を経て、愛知大学現代中国学部教授。2002年、文部科学省「21世紀COEプログラム」採択に伴い愛知大学国際中国学研究センター所長に就任。主な研究分野は現代中国政治、中国政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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