目次
序論 憲法学から企業を分析する視角(憲法学から企業を分析する視角;法人の人権、および団体の活動と構成員の自由との関係;私人間効力;私人間効力論と企業―まとめにかえて)
第1部 憲法学から企業を分析する視角(企業法制と憲法学―「会社法と憲法との対話」続編;企業倫理の憲法的基礎)
第2部 法人の人権、企業・団体の活動と構成員の自由(株式会社の政治献金と株主の政治的信条・投票の自由;団体の活動と構成員の自由―八幡製鉄事件最高裁判決の射程)
第3部 私人間効力論(私人間効力論の意義;保護義務論のベーシック;三菱樹脂事件際高裁判決の再検討―企業の経済的権力の濫用と日本国憲法の人権秩序;雇用の分野におけるアファーマィヴ・アクション;憲法の私人間効力・外論―「憲法的秩序」という視覚;無償労働と「勤労の権利及び義務」―勤労概念の拡大と「個人の尊重」「人間の尊厳」)
著者等紹介
戸波江二[トナミコウジ]
1947年生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。日本大学、筑波大学を経て、1996年より早稲田大学法学部教授。現在、早稲田大学法学学術院(大学院法務研究科)教授。国際人権法学会理事長、ミュンヘン大学客員研究員、アウグスブルグ大学客員教授、ドイツ憲法判例研究会代表、元国家公務員1種試験専門委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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