内容説明
誤読を恐れず前代未聞の発想で描いた“談慶流”自己啓発的マルクス。
目次
第1章 労働(はたらく)(落語は「資本主義の到来」を予感していたのではないか;労働力とは商品である―「素人鰻」 ほか)
第2章 商品(モノ)(資本主義とは商品社会―物象化と「孝行糖」;「物象化」に抗うささやかな作法―「三方一両損」 ほか)
第3章 価値(ねうち)(死せる労働―「船徳」;使用価値と交換価値―「猫の皿」 ほか)
第4章 貨幣(カネ)(カネと吉本興業―貨幣は生まれつき金;西野資本主義と村本社会主義 ほか)
第5章 環境(いのち)(未来の危機を予見する―「あたま山」;一つ目国では二つ目は異常―「一眼国」 ほか)
著者等紹介
立川談慶[タテカワダンケイ]
落語家。立川流真打ち。1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部でマルクス経済学を専攻。卒業後、株式会社ワコールで3年間の勤務を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。二つ目昇進を機に2000年、「立川談慶」を命名。2005年、真打ちに昇進。慶應義塾大学卒で初めての真打ちとなる
的場昭弘[マトバアキヒロ]
日本を代表するマルクス研究者、哲学者。マルクス学、社会思想史専攻。1952年、宮城県生まれ。元神奈川大学経済学部教授(2023年定年退職)。同大で副学長、国際センター所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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