内容説明
共働き夫婦、必読。証券会社出身の情報強者の2人が告白するアフター60歳。「たら・れば」のシミュレーション解説や脚色は一切ございません!
目次
第1章 生活
第2章 仕事
第3章 お金
第4章 健康
第5章 コミュニケーション
第6章 終活
第7章 夫婦放談―英樹&加代かく語りき
著者等紹介
大江英樹[オオエヒデキ]
経済コラムニスト、1952年大阪府生まれ。野村証券で定年まで勤務した後に独立。以後は経済コラムニストとして、主に「資産運用」「年金」「行動経済学」、そして「シニア層のライフプラン」などをテーマに執筆、講演、メディアへの出演などの活動を続けている
大江加代[オオエカヨ]
確定拠出年金アナリスト、1967年愛知県生まれ。野村証券で一貫してサラリーマンの資産形成業務に携わり、2012年に独立。確定拠出年金の分野においては我が国の草分け的存在で、厚生労働省社会保障審議会委員、及び内閣官房「資産所得倍増分科会」構成員を務める。テレビやYouTubeでもiDeCoの専門家として様々な番組やチャンネルでコメントをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
53
定年後、証券会社や銀行のいいなりで投資デビューするのは危険なようですが、そもそも証券会社の社員はコンプライアンスの関係でほぼ投資をしていないので、投資の実態を知らないようです。これは新聞社の記者も同じで、やったこともないのに記事を書いていますので要注意です。特に男性に老いいと思いますが、過去の栄光にすがらないことが重要だそうです。このような思いを持っていると、自分が気づかないうちに尊大な態度になり周囲を嫌な気持ちにさせるそうです。一家の大黒柱なんて言っている人たちは、特に注意が必要とのことです。2023/12/02
多喜夢
5
内容は前回に読んだ「定年前、しなくていい5つのこと」とほとんど同じだが、妻側の視点からも述べられていることが斬新。このご夫婦とも現職のころは証券会社で勤務されていたプロだが、投資してまで資産を増やす必要性などほとんどないと言われているのに感心。夫婦のあり方、終活など参考になる部分も多かった。2023/07/24
ことり
3
旦那さんが70代の御夫婦のリアルな老後。60代からの独立は子育ては終わってるし、年金もあるから小商い(こういうと大江夫妻に失礼だけど)でもいいという説に背中を押された気がした。何より退職金で投資デビューは危険という。何も知らないネギ背負ったカモなんでしょうね。しかし、奥様がしっかりしてる。夫は褒めて育てる。見習わなければ。2024/04/07
くらーく
3
年の差がある夫婦だからこそ、って言うのもあるけど、本音と言うか赤裸々に語ってくれているんじゃないかねえ。まあ、ある意味、経済的には心配無いし、日々、やる事があってリア充老後のお二方だから。うらやましいね。 老後は夫婦で旅行とか趣味とか、老後の過ごし方について、いろいろと情報はあるけど、正直なところ、それで良いの?飽きない?と思っていたのよ。かと言って、一人で起業って言うのも、なかなかしんどいだろうし。夫婦でやるのは良いかもね、共働きをしていたならば。この視点は無かったな。2023/08/12
shu_reading
3
★★★会社勤めも長くなってきたので参考までに読んでみた。読めば読むほど素敵な考え方の夫婦だなあと思うし、定年後の夫婦のあり方について改めて考えてみようと思った。そして日々の妻への感謝や尊重、コミュニケーションは対策にしたい。後は率直に話し合う事、聞く事、出来る方はやる、何より健康を心がけたい。これからの人生が楽しみになった。2023/03/21
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- 和書
- 敵を作る文明和をなす文明