出版社内容情報
自分でも気づいていなかった心の奥深くにある感情に、黄色いウサギ、ソルトが寄り添ってくれる。
目次
prologue 心にまた会う時間
1 揺れ動く心をつかまえて
2 お互いの心を見つめながら
3 心を案じる
4 傷ついた心に
5 思い通りにはならないけど
6 心がとがっている日は
7 眠れない心について
8 心のための心持ちで
epilogue 心に会う時間
著者等紹介
ソルレダ[ソルレダ]
チェ・ミンジョン。作家兼イラストレーター。現在は、カウンセリング心理学を学ぶかたわら、作家として活動を続けている
李聖和[イソンファ]
大阪生まれ。関西大学法学部卒業後、会社勤務を経て韓国へ渡り、韓国外国語大学通訳翻訳大学院修士課程(韓日科・国際会議通訳専攻)修了。現在は、企業内にて通訳・翻訳業務に従事。韓国文学翻訳院翻訳アカデミー特別課程・アトリエ課程修了。第2回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」で最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
自己啓発。電車の中で、さらさらーっと読む。なんかいろいろと考えさせられた。たまに自己啓発本を読むのも、いいかもしれない。2023/10/09
chie
21
癒された。「きみの春」の絵が特に好き。まるでどこかから今までの自分をじっと観察されて描かれた絵なのではと思ってしまう...なのに、ほっとする、そう感じるのは私だけではないのではなかろうか。傷つく前に心をいたわることを、根気よく諭してくれるような文章も、じわっときた。救われた言葉「たくさんの人間旅行にでかけよう。わざわざ思い荷物をもって遠くへ出かける必要はない。今日、これから、自分のまわりにいる人たちの内面を旅行してみてはどうだろう。」読んではもらえないだろうけれど、もう1冊買って、母に贈ってみたい。2021/11/07
キナコ
20
友人に勧められて購入。可愛いイラストとともに語られるエッセイ集。ひらがなで書かれていることが多いため、全体的に柔らかい文章。また言葉にしにくい心の表現をイラストで表しているのもぐっとくる。人参さんとのやり取りも可愛い。時折そっと読み直したくなるエッセイかな。2022/05/04
かめりあうさぎ
17
初読み作者様。全286ページ。初の韓国文学です。ジャンルはエッセイですがイラストの分量も多くて読みやすかったです。全体的に言葉は抽象的だった印象。私の場合はイラストの方が刺さるものが多かったように思います。2024/08/07
サティ
15
イラストがいいです。どのようにして、自分を認めてあげるのか具体的な言葉が欲しかったです。自分を労るってどうすればいいのかな。何も考えたくない時、心が沈んでいる時に読むとわかるのかも。2021/08/09