出版社内容情報
77のルールで、「伝えたいこと」がしっかり伝わるビジネス文章を書くコツがわかる。
内容説明
報告書、提案書、プレゼン資料…君の書く文章のどこがダメなのか?短く単純に、形式にはめる、予測させる―3つのキーワードで、まっすぐ伝える。すぐ読める、悩ませない、納得させる。10年間、部下の文章を添削しつづけた経験から生まれた「超」実用的文章術。
目次
序章
1 「心構え」の基本
2 「長さ」の基本
3 「レイアウト」の基本
4 「ナンバリング」の基本
5 「句読点」の基本
6 「接続語」の基本
7 「説得力」の基本
著者等紹介
奈良正哉[ナラマサヤ]
慶應義塾大学経済学部卒。みずほ信託銀行総合リスク管理部長、運用企画部長を務めた後、執行役員を経て同社常勤監査役になる。銀行勤めをする傍ら40歳の時に司法試験挑戦を思い立ち、45歳で合格。2014年からみずほ不動産販売専務取締役。退任後に司法修習を受け、2017年から弁護士として活動。銀行の管理職時代に、自らの経験を元に「ビジネス文章を書くノウハウ」をまとめ、延べ1200人以上の社員にセミナーを行った。鳥飼総合法律事務所所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruka
11
ビジネス文章の基本。著者の奈良正哉さんのネットのコラムは、本当に短くて読みやすい。それで信頼してこの本を買った。内容はというと、ビジネス文章に悩む全ての人に薦めたいほど素晴らしい。/ワンセンテンス・ワンテーマ。各論→総論の順に書いたあとで、総論を前に持ってくる。「調査」で済むものを「調査・検討」としたくなるのは言い切る勇気がないから。歯を食いしばって問いに答えろ。1文80字まで。複雑な構成の文章が洗練されていると思い込んでいる人がいるが、読み手にとっては迷惑なだけ。自慢はするな。「等」「効率化」はNG。2022/05/01
豊平川散歩
4
報告書の書き方を学ぼうと本を探していた。報告書のキーワードでは、自分がイメージしていた本がなかなか見つからなかった。文章力をキーワードにした方がよいことがわかった。簡潔明瞭でやかりやすい。今後文章力シリーズで学んでいこう。2023/10/07
takao
3
ふむ2023/02/12
ゼロ投資大学
1
読み手が読みやすい文章を書くためのエッセンスが77に渡って書かれている。本書では具体的な事例も数多く書かれており、それを応用して文章を書くことで文章力を向上させることが出来るだろう。読点の位置や数も積み重ねれば、読みやすい文章に大きく影響するため訓練する必要がある。2021/06/06
うぉんばっとう
0
【企業は、「対応」や「高度化」が表象する抽象論では飯は食えません。 「具体的に何をやるか」で飯を食うのです。 会議の場で抽象論に終始した資料を元に、抽象論に終始した議論をしても(通常は議論にもなりませんが)、飯のタネは何も生まれないということです。 ビジネスは抽象論でなく、具体論で攻めなければいけません。】 上記の箇所をハイライトしました。文章力について語るなか著者の主張が色濃く現れた箇所だなと。大いに参考にします。2022/01/19