出版社内容情報
大切な家族が困ってしまう「迷惑な遺言書」をつくらないために押さえたいポイントがわかる本。
山田和美[ヤマダカズミ]
著・文・その他
内容説明
年間100件超の相続に関する相談を受ける専門家が、現場で実際に遭遇した「残念な遺言書」の問題点を指摘しながら、「きちんとした、もめない遺言書」を作成する方法を解説。
目次
1章 残念な実例1 そもそも無効な遺言書(有効か無効か迷うような遺言書は家族に精神的にも金銭的にも負担をかけるだけ;抽象的な表現が盛りだくさん。謎が満載のポエム調の遺言書 ほか)
2章 残念な実例2 争いのもとになる遺言書(要件などは満たしていても相続開始後に確実にもめる遺言書あれこれ;「全財産の3分の2を長男に」などと財産の割合を指定した遺言書 ほか)
3章 残念な実例3 税務リスクのある遺言書(要件などは満たしていても税務リスクののこる遺言書あれこれ;「不動産はすべて長男、預貯金はすべて二男に」長男が気の毒な遺言書 ほか)
4章 残念な実例4 「わだかまり」をのこす遺言書(困らせたくないからつくったはずなのに家族はやり場のない気持ちに;特例制度を使うために極端な内容になった遺言書 ほか)
5章 残念な遺言書を書かないために知っておきたいポイント(遺言書はズバリこの方法でつくるのがおトク;すでに書いてしまった人、必読!自筆証書遺言の問題点を押さえよう ほか)
著者等紹介
山田和美[ヤマダカズミ]
なごみ行政書士事務所・なごみ相続サポートセンター(愛知県東海市)所長。1986年生まれ。愛知県稲沢市出身。大学では心理学を専攻。大学在学中に行政書士、CFP資格を取得。大学卒業後、名南コンサルティングネットワーク内名南司法書士法人に入社し、相続手続きを専門的に担う部署に所属。相続手続きサポートや、遺言作成サポートなど、相続・終活関連の事業に従事。その後、名南税理士法人に転籍し、主に事業承継サポートを担当。2014年に独立。なごみ行政書士事務所及びなごみ相続サポートセンターを開業。相続案件や遺言作成サポート案件を中心に業務を受注し、相続セミナーやコンサルティングなどに積極的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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