出版社内容情報
AIなどの革新的技術の導入で、今後ますます求められる「需要予測」がはじめて体系的にまとめられた1冊。
山口雄大[ヤマグチユウダイ]
著・文・その他
内容説明
需要予測の必須知識を1冊に凝縮。マーケティングを支える需要予測。不十分なデータでも予測できる。当たらない需要予測は不必要?S&OPがスムーズに進まない理由。需要予測AI導入のための準備。メーカー志望の就活生も必読!需要予測に特化したはじめての教科書。
目次
第1章 需要予測でつながるサプライチェーン
第2章 過去データのある商品の需要予測
第3章 新商品の需要予測
第4章 需要予測に合わせた在庫戦略
第5章 需要予測に基づくマーケティング戦略
第6章 仮想的需要予測を用いた効果推計
第7章 AIとともに行なう需要予測―未来予測
第8章 需要予測に必要なスキル
著者等紹介
山口雄大[ヤマグチユウダイ]
1983年生まれ。東京工業大学生命理工学部卒業。同大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻修了。同大学大学院イノベーションマネジメント研究科ストラテジックSCMコース修了。化粧品販売会社にて商品の入出庫、在庫管理、配送などのロジスティクス実務に従事したのち、2010年から株式会社資生堂で需要予測を担当。日別POSデータを活用する需要予測システムや、PSI需給管理システム(需要予測領域)を構築。インバウンド需要予測に関する秘匿発明保持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべ
3
タイトルのとおり需要予測について書かれた本。著者の経歴もあってかマーケティングの視点に立った説明が多い印象。具体的な分析手法については簡単な説明にとどめる程度(より詳しい内容は別の本を読む方が良い)。中盤では分析結果に基づく在庫戦略やマーケティング戦略についても書かれている。どの章もそこまで深掘りされて書かれてはいないので、広く浅くといったところ。ただ、需要予測について体型的にまとまった本は少とあまり多くないので、需要予測の大枠を理解するのには良い本だと思う。2021/07/25
Babel
2
売上予測の本が読みたかったのだが、在庫管理寄りだった。 でもせっかくなので読了。 自分の仕事とは無関係だけど、日常の生活の裏で使われていることなので、たまにはこんな話に触れるのもよい。 <メモ> ・MAPE(平均絶対誤差率) 予測絶対誤差率=予測と実績の乖離(絶対値)/実績 絶対値はプラスもマイナスも同じ値=乖離度合いを評価する ・S&OP(Sales & Operating Planning) 経営層と生産や販売、在庫など情報を共有、意思決定速度を高めることでサプライC全体を最適化しようという手法 2025/05/20
しば
1
需要予測というと、どちらかというと統計的なアプローチ中心な書籍が多いが、この本はビジネス寄りの思考をしており、参考になった。2018/05/05
ゼロ投資大学
0
需要予測をすることはマーケティングをする上で非常に重要なことであると感じた。需要予測の方法についても様々な方法があり、実践したいエッセンスが満載であった。2021/03/20
笠井康平
0
実務に落としやすくてうれしい2021/01/30
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