出版社内容情報
企業防衛だけでなく、企業価値向上を図るCSVなど攻守両面からガバナンスを解説した初めての本。
手塚貞治 編著[テヅカサダハル]
内容説明
会社を発展させるガバナンスとは。日本型コーポレートガバナンス・コードの概要。「エージェンシー問題」はなぜ起こるのか。内部通報制度を社内で機能させるには。CSRとCSVをどう進めていくか。―ほんとうに知っておくべきこと。
目次
第1章 コーポレートガバナンスの基本概念を知る
第2章 日本型コーポレートガバナンス・コードとは何か
第3章 エージェンシー問題と企業リスク
第4章 従業員とコーポレートガバナンス
第5章 消費者とコーポレートガバナンス
第6章 債権者とコーポレートガバナンス
第7章 ガバナンスとしてのCSR
第8章 CSVでガバナンスは完結する
著者等紹介
手塚貞治[テズカサダハル]
(株)日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門成長戦略グループ部長/プリンシパル。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。NTTを経て現職。専門は成長企業に対する経営戦略、事業計画策定、IPO支援、IR支援、ワークショップ支援など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
2
たしかにわかりやすくまとまっていました。2017/07/12
kaz
0
まさにタイトルどおり。コーポレートガバナンスの考え方の変遷やそれをもたらした背景等について、簡潔に述べられている。コーポレートガバナンス・コードの内容やエージェンシー問題等を手っ取り早く理解するのにも役に立つ。ただし、コーポレートガバナンスやCSRの重要性を説こうとするあまり、論旨展開がややこじつけになっているところもあり、全てを鵜呑みにするのは危険だろう。 2017/04/07
けい
0
仕事で使うので、基本的な理解のために。第3章あたりまでがまさにコーポレートガバナンスの根幹。機関設計や、投資家との対話、人事や報酬設計など、重要論点が多く、学びも多かった。 後半はやや情報が薄くなった印象。この辺りは今後の課題ということか。2024/12/21
Ryosuke.S
0
コーポレートガバナンスに対する視野が広がった。守りのガバナンスだけでなく、適切にリスクテイクできる攻めのガバナンスの必要性。ガバナンスというと制約のように思えるけど、関係者を守る仕組みであることを忘れてはいけませんね。2020/12/30
a._v._e
0
★★★☆☆2019/08/27