出版社内容情報
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
内容説明
広告やニュースを題材に、数字にまつわる「素朴な疑問」を、統計学的視点でスッキリ解決。「桜子先生」と「生徒の田中君」のやりとりを通してやさしく解説。
目次
第1章 広告のカラクリがわかる統計学(実感率や幸福度って正しいの?;喜びの声が続々と…!?;70人の臨床試験結果…って? ほか)
第2章 ニュースのカラクリがわかる統計学(官公庁でも偽統計!?;交通事故死亡者数ワースト1って本当?;食い違う主催者発表と警察発表!! ほか)
第3章 知っておきたい「統計のキソ知識」(統計に対する2W1H;平均値、中央値、最頻値;分散、標準偏差 ほか)
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年東京生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)数学科を卒業後、高等学校の教職に就く。教職退職後は、サイエンスライターとして著作活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬こ
20
世の広告にはよく数字が使われていますが、そのソース元は何か、誰にアンケートした結果なのか等々、数字をじっくり見ていたらおかしいことの例が盛りだくさんで、面白、興味深く読めました。広告やニュースの数字は時に注意が必要。2017/09/10
キンセンカ
3
小中学生向けなんだろうけど私の頭のレベルにはちょうど良い分かり易さ。2016/12/05
メガネオヤジ
1
統計というのはわかりやすいが、良く見ないと騙される。この本では統計のウソについてわかりやすく書いており、数学嫌いでも読める。2017/07/26
まさなる
1
広告・ニュースで使われる統計の怪しい使われ方がいろいろ書いてある。人と話をするときのネタとして使えそうなものがいっぱい載っているので、そういう意味で実用的。2017/03/23
マエコウ
1
う〜ん。軽く読み物としてさらっと流すレベルなら良い。特に2章ニュースのカラクリが分かるはペラペラ読む分には楽しめる。それ以外は読まなくても元は取れる。2016/11/21